小学生の頃、国語の宿題で「音読」ってありましたよね。この音読って、脳の活性化に役立つ、ちょっと特別な学習法ってことご存知でしたか?
実はこの音読、子供だけじゃなく大人にもメリットがあるんです。私も、勉強や読書などはできるだけ音読するようにしています。(もちろん、TPOには注意して・・笑) 音読と黙読との違いで、内容を理解する度合いにはっきりとした違いを感じることがあります。黙読の時は、理解できなくて何度も戻って読み返すことがあるのに、音読するとなんだかスッと内容が頭に入ってくるんです。不思議ですよね。
では、なぜ音読が脳を活性化させ、理解度をアップさせるのでしょうか。以下にその理由を3つご紹介します。
- 語彙力や文章力の向上。声に出して文章を読むことで漢字の読み方や意味、文章の流れや文の切れ目を考えながら読むことが求められます。これによって、自然に知識が増え、語彙力や文章力が向上し、文章の構造も理解しやすくなります。
- 読解力の向上。読解力は相手が伝えようとしている意味を正確に理解する力のことです。音読をすると、文章を目で追いながら同時に自分の声を聞くことで読解力が向上し、一文一文をしっかり把握し、文脈を理解しやすくなります。
- リラックス効果。音読することで脳の前頭前野が刺激され、セロトニンという物質が分泌されます。この物質はイライラや気分の落ち込みを和らげる働きがあるため、音読をすることで気分が穏やかになります。
いかがでしたか?音読は学びを深め、おまけに心に安らぎまでももたらす素晴らしい方法であることがわかりましたね。ぜひ、資格勉強や日常のなかに取り入れてみてください。楽しく学んで一発合格♪モリでした。