私が日々やらないように気をつけていること、それは「手段の目的化」です。それでもやってしまうけど・・(泣)
「手段の目的化」とは、もともと、ある目的を実現するために手段を選択したはずなのに、その手段を実行すること自体が目的化してしまうことです。
例えば、ヤモリのIC教室の「認知度を上げる」という目標を達成するため、「毎日SNSを更新する」ことを手段として選択したとします。最初は、認知度向上の具体的な方法を模索して、試行錯誤を繰り返しながらSNSに投稿していたはずなのに・・時間とともに、忙しさなのかネタ切れなのか分かりませんが、「とにかくSNSを更新する」という手段そのものが目的となって、本来の目的であった「認知度を上げる」がおろそかになって、最終的には「ただ毎日SNSを更新するだけ」になってしまう、などです。これは手段が目的化された典型的な例で、目的の重要性が後退して手段が重要視された状態。残念ながら、これは注意していてもやってしまう。だからこわい。(これって、私だけでしょうか笑)
そもそも、なぜ人は(ヤモリは)手段を目的化してしまうのでしょうか。それはきっと・・いやたぶん、たぶん、目標の立て方が悪いのだと思います。最近の言葉でいうと「解像度が低いのかも知れません。なにか目標を達成するための具体的な戦略やアクションプランが「毎日SNSを更新する」だけでは抽象的過ぎる、解像度が低すぎる。よく、目標設定する際にSMARTと呼ばれるフレームワークがありますが、まさにあれを用いると、目標達成まで手段を目的化することなく実行できて良いのかも知れませんね。(自分に言い聞かせています)試験対策においても「手段の目的化」には注意していきましょうね。最後までお読み頂きありがとうございました。